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　シンガー・ソングライターの小田和正（６４）が２９日、東京ドームで日本人史上最年長となる５大ドームツアー（８公演）の最終公演を行った。

　週２回、ジムで鍛えながら、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の各ドームに約３８万人を動員した。この日、自己最長となるアリーナ全長５００メートルの花道を疾走し、「どーもありがとう！」と５万人に絶叫。マイクを手に自転車でも駆け抜け、３年前、リハーサル中に足腰を負傷した同会場での“リベンジ”に成功した。

　３間１５分、艶やかな歌声で熱唱し、３８曲目の「生まれ来る子供たちのために」で締めくくった。今回の全国ツアーは、東北など４会場７公演が中止となった。自身、東北大のＯＢで卒業後も交流を持つ“第２の故郷”のため、来春にも宮城、岩手、秋田で公演を行う意向を示した。

2011/9/30-06:00 スポーツ報知
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